遠山の金さん

1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日

第129話 「人呼んで“桜吹雪の女”III 慕情篇」 1985.1.31  7

 三たび愛を失う、気の毒な元女賊の哀話。今度の人は、お店にも妹にも騙され、死んだことにされた挙句ほんとうに殺されてしまう。
お奉行は言うに及ばず、早田さまやお竜との、慣れた感じのからみも面白い。

大覚寺

ロケ地

  • 小屋が燃え、黒焦げの「駒吉の死体」が見つかる河原、罧原堤下河原に演出。
  • その焼死体のことを金さんに報告する早田、林は下鴨神社糺の森
  • 福屋を辞し掛川へ帰る小つるを襲う「先夜のコソ泥」、大沢池堤か。その後浪人ども出て小つるに預かりものを出せと迫る夜のやしろ、大覚寺五社明神。追ってゆくと船で逃げるところで、死んだはずの駒吉が胸倉を掴まれている水辺、広沢池東岸
  • 浪人らを追ったお竜が辿り着く尼寺・香月庵、不明(塀は五本線入り、門は檜皮?まわりは竹林、ちょっと荒れた感じ)。ここは後段にも出る阿片窟。
  • 浪人たちが尼寺近くで消えたと金さんに報告するお竜、下鴨神社泉川畔。
  • お竜宅にいる際襲撃を受け、逃れたあと駒吉に経緯を聞かされる小つる、大覚寺護摩堂前池畔。

遠山金四郎/高橋英樹 長崎矢お弓/由紀さおり 猫目伝蔵/秋野太作 捨六/小島三児 お竜/伊藤美由紀 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 早田彦十郎/宮尾すすむ 利助/鳳啓助 おかつ/京唄子 小つる/中野良子 徳兵衛/品川隆二 駒吉/柴田p彦 妙香尼/秋谷陽子 有川正治 池田謙治 波多野博 有島淳平 世利ゆかり 高根さつき 森山陽介 泉好太郎 (小川英シナリオ塾 尾島多訶子、山中茉莉、大川佳美)

脚本/小川英、山本英明 監督/田中徳三

※福屋のあるじが徳兵衛、駒吉はこの店の者で人形を運んでいた。
※駒吉が小つるに預けた人形、桃抱えた腹掛け童子…博多人形?「これを俺と思って」とか言って包み開けたらコレ。あとでブツ入りと知れるし。


→ 遠山の金さん 表紙


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