遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第52話 「お岩に化けた男」 1971.7.4

 四谷怪談を掛けていた小屋で殺人事件発生、皆して祟りだなどと言うところ、金さんは粋人に扮して調べ始める。殺しは意外な筋だったが、因を作った阿漕な野郎はきりきりと裁かれるのだった。

広沢池

ロケ地

  • 小屋へ提灯貼りで出入りしていて、紋三郎の女房が経営する「地獄宿」に囚われた武家の妻女の告白を聞く金さん、大覚寺放生池源頭部畔。あしらいものは漁具か。
  • 紋三郎の女房・お作と、小屋の大道具係・市兵衛がゆく夜道、放生池堤か。紋三郎に見切りをつけて金持ってトンズラの相談。
  • お光が紋三郎を待っていた「寂しいところ」、広沢池東岸。紋三郎から逃げたお光が転ぶと、目前をお作と市兵衛が流れてきて戸板返し。
  • 北町奉行所イメージ、京都御苑管理事務所東門(バンクフィルム)

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 おさと/浅川美智子 おしげ/山田桂子 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 半次/島米八 要町の文三/柳沢真一 染井紋三郎/嵐圭史 お多津/和田幾子 紅助/水戸部隆 惣右ヱ門/小沼一郎 玉之助/刈谷潤 市兵衛/村田吉次郎 お節/新井幾子 桑原文之進/市川祥之助

脚本/小川英、武末勝 監督/林伸憲

※地獄宿は娼館。紋三郎がコマした女を送り込み。彼は金を作って大名跡を買い取るつもりだった。
※芝居小屋を残すため遠山奉行が奔走、結果として三座移転という逸話が最後に語られる。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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