水戸黄門第14部

第34話 「葵を盗んだドジな奴」 1984.6.18

 赤穂入り前に、とんだ奴らに関わってしまい身ぐるみ剥がれる一行。もちろん印籠も売り飛ばされていて、それが何であるか知る悪人の手に渡る。
本筋は母を亡くした子が父をたずねて幾山河という情話、その心にちんぴらもホロリという図。

落合

ロケ地

  • 赤穂へ12丁という渡し場へ着く一行、広沢池東岸に桟橋仕立て。ここで人待ち顔の坊を見て、その子の指すまま山中へ分け入ると、小屋があり「ちゃん」が出て一行を籠めてしまう。小屋は保津峡落合落下岩付近に設営、引き倒されかけた小屋の窓から、崖下の荒瀬が見えるという寸法。
  • 赤穂の塩田、琵琶湖東岸松原に柵など立てて設営。
  • 当地を発つ一行、琵琶湖東岸。島影や山の見え方から、佐波江浜と思われる。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 志乃/山口いづみ 風車の弥七/中谷一郎 三五郎/谷幹一 おとき/渡辺富美子 松吉/鈴木武次郎 稲田左近/原田樹世土 明石屋/飯沼慧 与七/高原駿雄 勘造/福山象三 秋野/小沢象 寅次/岩尾正隆 西山辰夫 五十嵐義弘 泉好太郎 丘路千 春藤真澄 山田良樹 竹村仁美 浅野省吾

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也

※粗悪な塩を混ぜて大儲けという図で、塩奉行は稲田、秋野は下僚、つるむ塩問屋は明石屋、口入屋は勘造。作業に使う労務者はからくりを知るため、飯場を出られないという次第。
※父・与七をたずねる坊は松吉、彼を構い(追い剥ぎの手伝いもさせるが)一時「ちゃん」と呼ばれるケチな泥棒は三五郎。
※御用塩の搬出に老公介入→ラス立ちの際、下っ端役人に福ちゃん。


 → 水戸黄門第14部表紙


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