水戸黄門 第四部

第23話 「泥棒にされた黄門さま」 1973.6.25

 一関入りした一行だが、胡乱な者として役人に捕らわれ投獄されてしまう。当地では、とても用立てられぬ金銭を民に要求する怪しの賊が横行、水門を壊されたり家畜を殺されたりで、百姓たちは疲弊しきっていた。

酒屋神社

ロケ地

  • 浮浪児・亀太を見かけ、助さんに世話を命じる老公、酒屋神社参道口の石灯籠に子が座り込んでいる。
  • 助さんに子を任せ先行した一行、役人に誰何され捕まる道は興戸の谷地田脇。路傍の瓦葺の小屋が映っている。
  • 亀太に裏道を案内させる助さん、しかし忍びの結界に阻まれてしまうくだりは不明(山中)
  • 甲賀の隠密の一人・五兵衛を誘い出す助さん、入って芝居する稲荷堂は不明(拝殿かも)
  • 大庄屋・仁左衛門の孫の飼い犬を使い監禁場所を捜す亀太と弥七、崖道は落合付近か。辿り着く小屋は酵素っぽい。
  • 夜陰に紛れ逃散の支度をして家を出る百姓たち、不明(萱葺民家の里)
  • 逃散の人数を率いさせられる大庄屋、途中で老公が狼煙を見て歩みを止めさせる夜道は鳥居本八幡宮鳥居前。甲賀のかしらとここでラス立ち。
  • 当地を去る一行、溜池土手下へ行く分岐道、酒屋神社付近と推測。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 風車の弥七/中谷一郎 うっかり八兵衛/高橋元太郎 亀太/加賀爪芳和 伊東空斉/待田京介 仁左衛門/浜田寅彦 山岸治郎衛門/宇佐美淳也 山住五兵衛/井上昭文 松木三郎右衛門/山本清 大木晤郎 邦保 伝法三千雄 和田文雄 大矢敬典 畑中怜一

脚本/池田一朗 監督/内出好吉

※田村家重代の槍に将軍が執着、差し出さぬことに老中が不快感を示し、甲賀衆を用い取り潰しにかかる、という筋立て。城代・山岸は老公と旧知設定。大庄屋は妻と孫を人質にとられていて、甲賀衆に家をアジトにされる次第。


 → 水戸黄門第4部表紙


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