水戸黄門 第五部

第21話 「幽霊船の怪」 1974.8.26

 壇ノ浦に出る船幽霊は人為と見抜く老公、海賊の横行を許しては諸人の難儀と解決に乗り出す。そして不気味な寺に巣食う怪しの琵琶法師は、果たして玄竜に通じているのだった。

丹波国分寺

ロケ地

  • 赤間関近くの海岸、琵琶湖西岸松原。突堤を持つ港も出てくる。後段、夜仕立ての画も。沖をゆく船はバンクフィルムか。この船に海賊行為におよぶ際はセット併用。
  • 宿をとれなかった一行が、一夜の宿をもとめて赴く柘榴寺(丘の上設定)丹波国分寺。門内外を使い、墓地等はセット併用。柘榴の謂れは殺された平家方の血と、月心がおどろおどろしく語る。また、弥七らが放り込まれた洞窟と奥で通じていて、五輪塔どけるとダンジョン(ここはセット撮り)

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 鉄羅漢玄竜/天津敏 安里姫/小林由枝 風車の弥七/中谷一郎 月心/佐藤允 長門あかね/上村春子 長門一水斉/吉田義夫 梶木典膳/鈴木瑞穂 芳造/高峰圭二 辰丸/牧冬吉 有川正治 瑞田宏二 芦沢次男 浪花五郎 藤川弘 小峰一男 矢野幸男 友金敏雄 鳥巣哲生 杉原範昭 北田登 辻義博 羽田龍美 木下皇水 掛川季之介

脚本/安藤日出男 監督/山内鉄也

※月心実は目明き、目うろこ?シーンもあり。一水斉は海賊の長、水軍取り立てと騙されている。かしらの娘のあかねは下っ端水夫の芳造といい仲、抜けるつもりだった二人は老公に救われる。梶木は上がりを掠めていた船手奉行、辰丸は月心側の悪い水夫。小峰さんも海賊、見張りに立つなどしている。ラス立ち福ちゃん入り、顔の陰影が濃い水夫。


 → 水戸黄門第5部表紙


・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧
・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ