水戸黄門 第六部

第22話 「父恋し伊勢参り」 1975.8.25

 伊勢へやってきた一行、六人組の賊と誤認され牢に放り込まれてしまうが、弥七の機転で本物を見つけ釈放と相成る。賊の一人は、ここ間の山で待ち続ける母子の求める父その人だったというエピソードが主体で、刑に服すものの罪一等を減じられ、あても無い空しい日々は終わりを告げるのであった。

堂ヶ峠

ロケ地

  • 伊勢参宮道、堂ヶ峠と周辺。峠の南側、里居の見える道は物売りや参詣者が行き交う街道に。峠南端の石積エンドには茶店を設営、老公らが休む。雲助にからまれて難儀する抜け参りの男女を弥七らが助けるシーンは、峠北側か。
  • 赤猿の陣兵衛現るの報をもたらす早馬が疾駆する道、土手。バンクフィルムと思われる。
  • 男女がかしらとツナギをとるやしろ、鳥居本八幡宮本殿。俯瞰の画。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 伊之吉/川地民夫 赤猿の陣兵衛/吉田義夫 儀右衛門/村上冬樹 お照/二本柳俊衣 太吉/小塙謙士 西山辰夫 酒井靖乃 楠年明 出水憲司 滝譲二 吉田晴一 秋山勝俊 毛利清二 藤本秀夫 藤原勝 松本泰郎 遠山金次郎 大月正太郎 阪本しおり 浜崎典子 鏡原和子 塚田洋子 金岡利子 高岡法子 お玉/野川由美子

脚本/田上雄 監督/内出好吉

※抜け参りの男女はお嬢様・お照と伊之吉、男のほう実はお玉の亭主・太吉の父の清次(字は適当)。盲いて大道芸で日銭を稼ぐお玉、間の山一の長者・儀右衛門の屋敷の一隅に住まう。ここを一味が狙う次第。老公らを誤認逮捕する山田奉行は西山辰夫、担当与力は楠年明、あとでへいこら詫びる。


 → 水戸黄門第6部表紙


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